今井ふみ子 額縁展 @frame_recipe
2024年5月18日(土)〜6月2日(日) 11時半から17時半
会期中 月、火休廊
作家在廊日 5月19日、22日、29日、6月2日

5月18日から6月2日の会期で、 今井ふみ子 額縁展を開催いたします。 本展は即売の額縁もございますが、 展示されている額縁を見本に、 額縁オーダーをメインとした展覧会となります。 会期中全ての日程でオーダー可能ですが、 作家在廊日は直接相談しながらオーダー可能となります。 作家在廊日のオーダーご予約をお承りいたします。 ご予約お待ちしております。

作家在廊日
5月19日(日) 5月22日(水) 5月29日(水) 6月2日(日)
各日 ①11時半から12時 ②12時から12時半 ③13時から13時半 ④13時半から14時 ⑤14時から14時半 ⑥14時半から15時 ⑦15時から15時半 ⑧15時半から16時 ⑨16時から16時半 ⑩16時半から17時 ⑪17時から17時半
お一人様30分ご相談時間を、設けさせていただきます。 併せられたい絵や写真、 お持ちになれない場合はまたは絵のお写真と サイズをご用意ください。 額縁のみ飾ることもご提案していますので、 展示見本額からお選びいただき、 サイズや色のオーダーなどもお承りいたします。 ご予約は お電話、メール、Instagramメッセージから お承りいたします。 ご予約枠はお一人様となります。 ご希望は先着順となりますので、 お早めにご連絡いただけましたら幸いです。 ご予約の際は お名前 お電話番号 ご希望日時(第三希望までご記入いただきましたら有難いです) をお知らせくださいませ。
0467-38-8805 reni.kitakama@gmail.com

【過去の展示会】
2024.4.13 sat → 4.21 sun
11:30 → 17:30
会期中 無休無休
作家在廊日 4.13
ご予約優先 Tel、E-mail

手捻りで作る蹲を、
自然が生み出したものに近づけたい。
その一心で作陶している。

           中島亜弥

山に抱かれ作陶する中島亜弥。
生み出す作品は、
自然からの祝福を受けたような、
清らかさを感じます。

本展では作家の愛する
蹲壺を中心にご覧いただきます。
まるで自然の恵みのような中島の蹲壺を、微笑ましくご覧いただけたら嬉しく思います。

福村龍太展 @ryutafukumura
2024年3月23日(土)〜3月30日(土)
11時半〜17時半
会期中無休
ご予約優先 E-mail、Instagramメッセージ
(本展はご予約なしでご覧いただけますが、
混雑時はご予約のお客様優先とさせていただきます。
特に初日はご予約の上でのご来店をお勧めいたします)

福岡県 うきは市にて作陶する
福村龍太の個展を開催いたします。

蓮依5周年記念展にて、
福村の茶碗や振出しをご紹介しましたが、
茶を嗜まれる方はもちろん、
普段茶器に触れていらっしゃらなかったお客様にも、
出品作品の茶碗から茶器ご興味を持たれた方も多く、
大変ご好評いただきました。
本展でも茶碗、花器、振出しをはじめ、
カップなど様々なジャンルの作品をご覧いただきます。
若いながらも自身のスタイルを確立、
多くのファンを魅了し、
展示の度に一段と成長した作品を発表している

福村龍太。

数年ぶりに蓮依にて、作家の作品をご紹介できること、
また、福村ファンの皆様にお会いできること
楽しみにしております。

李龍淳 タルハンアリ展

「タルマジ〜月見」

2024年2月17日(土)~3月2日(土)

韓国の白磁作家 李龍淳の個展を開催いたします。

タル(月)ハンアリ(壺)。
満月のようだと名付けられた朝鮮の壺。

タルハンアリの白は、清貧を最高の道徳と重んじた朝鮮の心を映す色であり、おおらかで自然な円い形は、人々を癒してきました。

朝鮮のタルハンアリに魅了された李龍淳。
古の色、形、そして香りまでも感じさせる李のタルアンアリは、形式やテクニックを超え、没入の境地に達していると、多くの人々に愛されています。

本展では、旧暦年初めの満月を愛で一年の幸福を願うチョンウォルてポルムという韓国の伝統名節に倣い、一年十二ヶ月、十二のタルアンアリに願いを込めます。

自然の月のような線、光、そして乳白色を持つ李龍淳のタルハンアリ。
李のタルハンアリに、朝鮮の素朴で清らかな心を見出していただけますように。

関連イベント

2月17日 満月を愛でる韓国の伝統名節にちなんだ韓菓と茶の会がございます。
会費8000円
詳しくは弊店Instagramをご覧ください。

紀平佳丈展  樹心詩学

2024年1月20日(土)~1月28日(日)

年輪が静かに語りかけてくるような、

穏やかな木目。

繊細な手仕事で仕上げた作品は、

いつまでも触れていたい滑らかさです。

紀平佳丈の静謐な作品は、

用途ある工芸品ながらも、

さながら美術品のように、

見るたび、触れるたび、

想像力を掻き立てられる魅力があると感じます。

本展では、十点程の作家渾身の作品をご覧いただきます。

新たな年の始まり、

無垢な樹が詠う澄んだ詩に

静かに触れていただきたいです。

イグミョン パクソンウク 二人展

2023年11月25日(土)~12月9日(土)

「朝鮮時代の陶窯地を踏査する機会があった。

博物館で見てきた陶磁器欠片を手で触ってみると、紋様と色を確認することができた。

完全な器物はなく、いくつかが重なっている陶磁器欠片と陶磁器を焼いた窯の焼き跡を見ることができた。

陶磁破片を集めて置いてみた。 長い時間を経て変色された破片は、 悠久の時間を感じることができた。

作品Pyeon(片)の欠片はそれぞれの時間を持っている。

欠片は新しい関係を形成して続く。

前の欠片は後に来る欠片と関係を結ぶ。

お互いに違った時間を持っていて、 薪窯に置かれた場所も違う。

お互いに違った土と化粧土を扮装したドムボン粉青である。

ドムボン粉青は片で存在する。

作品Pyeon(片)は、物質と物質あるいは欠片と欠片の関係に関する物語である。

関係を通じて新しい造形が表れ、連続性が生まれる」

パク ソンウク

「私たちが楊平(ヤンピョン)で暮して来た時間を振り返ると 25年が過ぎていた。

都会生活をしてきた私にとって、 楊平はとても寒くて孤独な土地だった。

相変わらず冬が長くて春が遅くなって寒い土地だが、 その時々ごとに季節は間違いなく来るという理を、 今は少しは分かるようである。

生きて行くことは、 多くのものと縁を紡いで行く過程であるように思う。

ここ楊平で、私は親しい友を得るようになった。

私の家族である小さな動物と季節ごとに咲く花、季節ごとに訪ねて来る鳥と、 春に鳴く蛙、そして毎年経年変化していく床の石も、、 私と縁縁があると日々感じ感動している。

いつしか遊歩道に吹く風も私には、 縁のように感じられて作品に浸み込んだりする。

今年は例年より花がたくさん咲いた。

一輪一輪咲いて落ちる度にその姿を目に焼き付けた。

真夏、広い葉上で蛙が休んで行って魚が隠れて遊び歩いた。

咲いた花びらの間を、蜂や蝶が遊びに来た。

今はしぼんで水中で黒く沈んだ葉と、 乾いた蓮の実がもうすぐ冬と知らせている。

真冬が過ぎれば春にまた小さい芽を出すはずである。

このように小さな縁が結ばれては消え、 また結ばれるようになるはずである。

紡がれた縁を、 私は意識したり無心に通り過ぎたりして 日常を生きている。

その中に私達の作陶がある」

             イ グミョン

韓国 楊平にて作陶している、イ グミョンとパク ソンウク。

イグミョンの周りに在る愛しき自然、動物たちは、陶板や陶箱の中で、活き活きと弾んでいます。

パク ソンウクのマスターピース Pyeon(片)。

偶然のようで、必然的に隣あわせに置かれる陶片たちは、この縁しかないと思わせる、美しい連なりを見せてくれます。

二人の日々の生活の中にある自然との縁を慈しみ生まれた作品。

どうぞ逢いにいらしてください。